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26.健太君の証言(3)

2012.02.12.Sun.00:00
「それより健太君?」 美咲巡査は優しい口調で話を戻しました。
「テニスのお姉さんが塀から落ちた時、何か気がついた事は無かった? 例えば、彼女に何か物が飛んできて当たったとか、彼女を驚かすような物音がしたとか…」

「それは全然無かったね」 健太君は断言しました。
「僕は視力2.0だから、遠くのものでも良く見える。 テニスのお姉さんには、弓矢も石も飛んでこなかった。 害鳥も毒虫も近寄ってこなかった。 もちろん『まだらの紐』もいなかったよ」

「まだらの紐?」
美咲巡査は一瞬ぎくっとして、スカートの下の脚を閉じました。 いつもは純白のショーツを身につけることを信条とする彼女ですが、その日に限ってヒョウ柄の紐パンを穿いていたからです。
「それ何のこと?」

「お姉さん、本当に警察の人なの?」 健太君は軽蔑の表情を浮かべました。
「有名なシャーロック・ホームズの小説じゃないか。 毒蛇のことさ」

「ああ、そうなの…。 何も知らなくてごめんね?」
美咲巡査が下手に出ると、健太君は鼻高々で続けました。
「雑木林は僕たち以外、誰もいなかったから、静かで何の物音もなかったよ。 あのお姉さんは、自分で勝手に足を踏み外したんじゃないのかなぁ。
あの梯子は危険だから登っちゃいけないって先生から言われてる。 だから僕たちは絶対に登らない。 それなのに、あのお姉さんは自分で登って自分で勝手に落っこちた。 いい年こいて、ホントお間抜けだよね!」

************

でも、テニスのお姉さんを馬鹿にした罰(ばち)が当たったのでしょうか。 一週間後、健太君に不幸な出来事が起こりました…。

hyougarahimopan 
美咲巡査のひとりごと
「去年のホワイトデーに山科係長がくれたやつ。どういう意味?すぐに捨てようと思ったけど、もったいないからとっておいたの。お洗濯の谷間でしかたなく穿いたのが間違いだったわ。」
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コメント
『あおりんご』の作者様
いいから、はやく『あおりんご』の続きを書いてください(キリッ
男性陣を代表して
しゃ、写真のおっ、おパンティはtomokoさんの私物でしょうか?
気になるなるなる。

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