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36.謎解きはベッドの上で(5)

2012.02.27.Mon.19:00
「可能性として考えられるのは、犯人は誰か別の人物の恨みを晴らすために、本人の身代わりに実行したということかな・・・。
犯人は健太君に一度も会ったことが無いから彼の顔を知らない。でも誰か『別の人物』の恨みを晴らすために、健太君を探し出して叩いたのではないだろうか。

そして、ターゲットである健太君の学校名とクラスを知っていたのは、恨みを持っている『別の人物』がそうした情報を教えたからだろう。 逆に自宅の場所を知らなかったのは、『別の人物』自身がそうした情報を持っていなくて、犯人に教えることが出来なかったのではないだろうか。

それでは、何故、犯人は『別の人物』のために健太君を叩いたのだろう。 何故、『別の人物』は自分で恨みを晴らそうとしなかったのだろう。

そして、何故、『別の人物』は、その小学生は青井健太という名前で青山第一小学校3年1組の生徒であるという限られた情報しか持たなかったのだろう。

考えられることは、その『別の人物』は何か人目につきやすい特徴があって、自分では行動が起こせなかったということかな。 例えば太いギブスをはめているとかね?

そして、自分が恨みを晴らすべき相手が、青山第一小学校3年1組の青井健太という名前だということしか知らなかったのは、個人情報保護を厳守する組織が、それ以上余計な事を教えなかったのではないかな。 例えば事故の目撃者を取り調べた警察とかね?」

「なんだか、その『別の人物』って、敦子のことみたいね?」

私は不思議に思いました。

「敦子が健太君にスカートめくりをされたっていう話はなかったわ。 それ以外に敦子と健太君の関係は、健太君が偶然、敦子が塀から転落した現場を目撃したことだけでしょう? それなのに、健太君は何か敦子に恨みを買う理由があるのかしら」

「それについては、あとで教えてあげるよ。 理由はある。 敦子さんは健太君を恨んでいた。 犯人は敦子さんの恨みを晴らしたかったのさ」

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