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21.6年前の事故(2)

2012.02.02.Thu.00:00
敦子は左腕を骨折して、全治2カ月の大怪我でした。

塀から転落したことについて、顧問の松岡先生が彼女に事情を聞きましたが、「足がもつれて気が付いたら転落していました」と本人が言うので、救急車を呼んだ際に協力してくれた警察に対しては、事件性は無く不幸な事故であったと伝えました。

敦子の転落を見ていた私たちも、敦子に何か物が当たったとか、驚かすようなことは何も無かったと証言しました。

偶然、お寺側の雑木林で昆虫採集をしていた小学生二人が、敦子が塀から転落する姿を見ていたので、警察は念のため状況を聴取しましたが、彼らも、全く何も見なかったし、何の音もしなかったと証言しました。

何も理由が無いのに足がもつれたのは不思議な事でした。6年前の子と全く同じ場所で、同じように転落して、同じ左腕を大怪我したのは不気味なことでした。敦子が墓石をぞんざいに扱っていたことを知っていた1年生のあいだでは、
「また、起こった。6年前にもあったのよ。敦子先輩に無縁仏の祟りがあったんだ。霊が怒って背中を押したのよ」
というひそひそ話が伝わり、動揺が広がりました。

のろい
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